6月2日の早天メッセージ

投稿者: | 2016年6月2日

東京リビングストーン教会の6月2日の早天は、ネヘミヤ2:1ー10でした。

6月に入って、ゼカリヤからネヘミヤとなりました。神殿の建築が終わって、次に立てられる城壁の工事に関する歴史書です。

ネヘミヤは現代におけるビジネスリーダーのリーダーシップを学ぶよいモデルと言われています。控えめでありながら、力強いリーダーシップがネヘミヤには見られます。その根本にあったのは、ネヘミヤの信仰であり、彼の祈りでした。

昨日の個所でエルサレムのために祈ったネヘミヤでしたが、その答えは4か月も答えられずに待たされました。その間、沈黙の間、ネヘミヤは主の時を待っていたのです。
あきらめることなく、求めるネヘミヤに主が働き始めるという今日の個所です。

献酌官としての職務をしていたネヘミヤは王の前では、平然を装っていたようです。しかし、主が王を動かしてくださいます。

2節『王はわたしに尋ねた。「暗い表情をしているが、どうかしたのか。病気ではあるまい。何か心に悩みがあるにちがいない。」わたしは非常に恐縮して、』

ネヘミヤからの声掛けではありませんでした。ネヘミヤはひたすら祈り待ち続けていたのです。気持ち的にはすぐにでもエルサレムへ帰りたかったのですが、彼は知っていました。主の時が来なければ、それは可能になるものではないことをです。

しかし、主の時が来るとき、いともたやすく祈りが応えられることを信じていたのです。

王が、ネヘミヤに親しく話をし、表情が暗いことを心配するというのは、ネヘミヤに対する信頼感が現れています。
主の人は、祈りの人です。祈りの人は、聖霊様の恵みがあふれる人です。
祈りの人は、周りの人たちの信頼を獲得するように主が働いてくださいます。特に、異邦の国のおいて、ダニエルや、ネヘミヤや、エステルなどの祈りの人たちは、その恵みによって王に受け入れられていきました。

ネヘミヤは、大胆な信仰を持っていて、祈りにおいてじっくりと座って祈る力がありました。その信仰の大胆さと共に、行動の慎重さと奥ゆかしさを兼ね備えていました。

3節に、エルサレムという名前を出すことなく、王の気持ちをうかがいながら話をしています。エルサレムに戻って城壁を再建したいという自分の果たすべき目的をいきなり話したわけではありませんでした。あくまで、ネヘミヤは自分のタイミングや自分の行動力ではなく、主のタイミング、主の働きを待ったのです。

4節は2節と同じように、王様からネヘミヤに質問が飛びます。

4節『すると王は、「何を望んでいるのか」と言った。わたしは天にいます神に祈って、』

ネヘミヤは、待つ人でしたが、主のタイミングを逃す人でもありませんでした。
この祈りが、どのような祈りであったかは書いてありませんでしたが、この短い祈りによってネヘミヤは知恵をアイデア、話す言葉を求めたのでしょう。

5節からネヘミヤの具体的な頼みごとが始まります。エルサレムへ帰還する許可、通行する許可、城壁のための物資を得る許可、これらをすべて何の問題もなく得ています。ネヘミヤはこのスムーズな許可を信仰によって表現しています。

8節最後『神の御手がわたしを守ってくださったので、王はわたしの願いをかなえてくれた。』

原文の意味を詳しく見ると、主の御手のゆえに、神の善き恵みが私の上にあったので、王は私の願いをかなえてくれた。となります。
ネヘミヤは4か月前に祈り、ずっと祈り続け、王の前でも祈りを怠らなかったので、主が応えてくださったことを確信することができました。4か月の祈りが一気に応えられる主の御業を逃さなかったのです。

ネヘミヤの素晴らしい信仰のリーダーシップはここにあります。

祈りをはじめ、祈りを続けることです。あくまで主が働いてくださることを待ち続けるという態度に、素晴らしいリーダーシップを見て取れます。
祈りをもって、主の恵みを求め、主の恵みの中に常にいたからこそ、御手のゆえに良き業が与えられました。その瞬間を逃すことがありませんでした。

生活におけるすべてのタイミング。ビジネスでも、人間関係でも、あらゆるところで、タイミングが重要です。それを逃さない力は、祈り、祈り続けることから来ます。
奥ゆかしくも、力強いネヘミヤの信仰は、この祈りが基礎であり、すべてです。

私たちもそれを学び、祈りはじめ、祈り続けるものとなることを期待します。