おはようございます。
今日は、詩編77:10-20でした。
詩編77篇もアサフの詩で、苦しみの中から、主に叫ぶ詩編です。
特徴的なのは、黙想に対する言葉がたくさん出てくることです。
4節、7節、12節に出てくる「思い続ける」。ザーハル。
4節、7節、13節に出てくる「主を求める」、「思い続ける」、「思いめぐらす」。シーアハ。
6節に出てくる「思う」。ハーシャブ。
13節に出てくる「口ずさむ」。ハーガー。
アサフは、苦しみの中で、立ち止まります。
そこで、主を黙想した時に、心からの賛美を見出しました。
主がどのような素晴らしい方なのか、
何をなさったのかを思い出すことができました。
特に今日は、「口ずさむ」と訳されたハーガーについて考えたいと思います。
この単語は、詩篇1篇にあります。
詩1:2「主の教えを愛しその教えを昼も夜も口ずさむ人。」
この「口ずさむ」と訳されている単語こそが、ハーガーです。
昼も夜も、神のなさったすべてのことを、繰り返し思い巡らせながら、やがて、口からの告白へとつながるという動詞がハーガーです。
知・情・意、すべての感覚を使って黙想し、やがてそれが告白として出てくる。
人間の全人格を使った黙想です。
ですから、私たちは、聖書全体が、このハーガーであるといっても過言ではありません。
全ての聖書作者は、主と出会いました。
主を思いめぐらし、信仰告白として聖書を記録したからです。
ハーガーこそ、聖書が書かれた原動力であり、だから、私たちの信仰生活の原動力でもあります。
旧約聖書で、食べてよい動物は、反芻する動物だけでした。
牛は、4~5時間かけて草を食べ、14時間は反芻しながら、休息している動物だそうです。
牛の唾液に含まれる酵素が、胃の中で草を分解するのですが、
胃の中にいる微生物によってその唾液の酵素が作られるそうです。
つまり、牛は、反芻するすることによって、唾液の酵素と胃の微生物が共に働いて草を分解し栄養を摂ることができるわけです。
ここから、私たちはハーガーを理解することができます。
私たちが、信仰によって、神の言葉を理解し、恵みをいただくには、この反芻が必要です。
主のなさった御業、私に対する愛、そして、何より主がどのような方であるのか。
神の言葉をハーガーしなければなりません。
牛は4時間食べ、14時間休んで反芻します。
私たちは何時間主のみことばを読み、何時間主を黙想するのでしょうか?
今日も、忙しい一日でしょう。
しかし、主の御前では、ゆっくりと、少しずつ、神の言葉を思いめぐらすことが必要です。
そうして初めて、主の栄養が私たちに行き渡るのです。
アサフと共に、私たちもハーガーして、神の言葉ともう一度出会い、私の口に賛美と証しが与えられることを期待します。
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東京リビングストーン教会は、早天祈り会を行っている教会です。
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