おはようございます
今日は、歴代誌下24:1-14でした。
ヨアシュは、若くして王になり、最初は良き王として、後に裏切り者として記録されています。
祭司ヨヤダによって、ヨアシュ王は守られていました。
ヨアシュは王になるまで、主の神殿で育てられたのです。
おそらく、祭司ヨヤダは親のような役割を担っていたのでしょう。
今日の箇所でヨアシュ王は、急に神殿の修復に意欲を見せました。
なぜ、彼が神殿を修復しようとしたのかは、記されていません。
ただ、この時に祭司ヨヤダに一言も相談していないのがちょっと気になります。
しかも、5節にあるとおり、レビ人達に神殿修復のための献金を集めよ、と命令しても、レビ人は動きませんでした。
このヨアシュ王は、どうも権威に弱い王であったようです。
明日の個所ですが、祭司ヨヤダがいなくなって、高官達が自分に忠誠を誓ったその時から、堕落が始まります。
王権、権威に強いこだわりがあったようです。
ですから、今日のヨアシュが神殿を修復しようとする後ろには、自分の王としての権威を揺るがないものにしようとする意図があった可能性があります。
王妃アタルヤによって、破壊された神殿を修復する事で、国の民の心を一つしにて自分の権威を強めたかったわけです。
熱い信仰の思いではなく、彼には政治的な思いがあったのでしょう。
それでレビ人達は、ヨアシュ王の悪い意図を見抜いて動かなかったのかもしれません。
ただ、祭司ヨヤダは、ヨアシュ王に命令された所で、一緒に働きました。
ヨアシュの悪い意図を信仰の思いに取り次いだのです。
祭司ヨヤダの呼びかけによってレビ人は動き、そして、民たちは献金をして行きました。
溢れるほどの献金で、破壊された神殿を修復し、祭具等を作り、焼き尽くす捧げ物も絶えず捧げられる状態となりました。
国は安定し、ヨアシュ王の権威も強くなったのです。
神殿の修復工事は、まさに外形的には主に喜ばれる働きです。
それによって王の権威も高まる事も、主の恵みの中で行われる事です。
しかし、ヨアシュ王の場合、目的が逆転してました。
主を喜ばせる為に、神殿を修復して、それが結果的に王の権威を高めるのではなく、
王の権威を高める為に、神殿を修復して、結果、国が安定したと言う事だったのです。
悪い意図から出発した、行動が成功へ導かれたのには理由があります。
それは、祭司ヨヤダの執り成しがあったからです。
今日の箇所では、神殿修復の主語が全部、ヨヤダとヨアシュの2人になっている通りです。
祭司ヨヤダが、神殿の修復に参加したからこそ、ヨアシュ王は守られました。
このような状況を見て、私達は、第一に、ヨアシュ王のように目的が逆転する落とし穴に注意すべきです。
主を喜ばせ、主のために何かをするべきですが、いつの間にか、自分のためにやっている事があります。
だからこそ、つねに、聖霊様によって導かれている必要があります。
そして、もう一つは、祭司ヨヤダの様な執り成しが私たちにも可能だと言う事です。
様々な世の中で起きていることの中には、悪い意図で出発したものがたくさんあります。
そのようなことを私達は無視したり、批判したりすることも出来ます。
しかし、それより積極的に執り成しをするべきです。
現場に参加して、主なる神様の良き意図が、そこに表されて平安が与えられる事を求めるべきです。
今日も、信仰者である私達が現場に遣わされる目的の一つは、まさにとりなしです。
私達の執り成しによって、現場がつくりかえられ、この地に神の栄光があらわれることを祈りましょう。
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東京リビングストーン教会は、早天祈り会を行っている教会です。
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